ずっと滞っておりました課題 -「クライング・フリーマン」のその後について語ってみたいと思います。
以前このページでも書きましたように、映画『クライング・フリーマン』の原作となったのは原作版の1〜2巻です。観ていない方には申し訳ありませんが、ネタばれすると、最後は広域暴力団・白真会のトップとなった花田君江(島田陽子)とニッタ刑事(チェッキー・カリョ)とフリーマンが対決、君江のプライドと引き換えに取引きをして全ての過去とともに姿を消す、、という内容でした。
映画のエンディングとしては相応しい終わり方だったのではと思います。
さて、原作版ですが、丁度2巻の終わりが映画と同様になっており、3巻からは新たな展開となっています。
香港に渡ったフリーマンこと火野村窯と日野絵夢はそこで新しい名前を授かり、窯は「竜太陽(ロンタイイアン)」となり、絵夢は「虎清蘭(フウチンラン)」としてフリーマンの妻(!)となります。そして、暗殺者として類い稀な才能を持つフリーマンは「百八竜(ハンドレッドエイトドラゴン)」の長に上り詰めて行くことに。
しかし、それは争って上り詰めたのではなく、もともと運命として決まっていたため、
組織の人間に守られて行った結果そうなったのです。
原作でも映画でもフリーマンにとって組織の存在自体、1〜2巻ではまだまだ多少の抵抗感があったものの、3巻以降でのフリーマンはわりとあっさり?運命を受け入れ、フリーマンとして生きていく道を選んでいます。
そして、組織を守るために、他の巨大な組織の刺客に狙われながらも大胆不敵な行動力で敵の組織に堂々と入り込み壊滅させて行くという世界各国をまたにかけての壮大なストーリー展開をしております。「竜潜」というマイ潜水艦を乗り回し、闇社会のドンとして君臨して行くのです。
もちろん、世界に名の知れたフリーマンですから、刺客に狙われるのも必須ですが、何故か必ず刺客は女(笑)。もちろん、刺客を(そんなつもりはなくとも)自分の虜にしてしまいます。白牙扇(ペーヤーサン)しかり、殺し屋キッチェしかり、
アフリカの牙・バグナグ、、、、おまけに花田君江まで!!
フリーマンは普通にしてても、目があう女性は必ずボーーーーッとしてしまう程の美形として描かれています。しかも、内面は子供のように純粋。(^-^)
その類い稀な美形さを武器に、家族と組織を守るために闘うフリーマン。
、、、時には謎の覆面プロレスラーとなって闘うことも(爆)。
と、要約すると、以上のような話になります。(要約しすぎ?!)
原作版にはフリーマンの初恋のエピソードもあり。ちょっとほのぼのしたりして。
とまあ、ここまでの内容を御覧になって同様な感想をもたれたかと思いますが、ハッキリ一言で言うと「男の夢満載」な作品です!!(爆) 男の夢なんでしょうな〜、、こういうの、、、(笑)アダルトシーン満載だし、意味なく裸になるシーンも満載(笑)
(↑何故そこで脱ぐか?、フリーマン?!という箇所が沢山です。)
女のワタクシとしては、ツッコミたい箇所が数え切れないくらいありますが(都合よすぎるし)まあ、「男のロマン」ということで。(笑)
読んでなお、ますますツッコミ箇所の多い原作ですが、お陰で映画の行間が自然に理解できたところも。
映画を御覧になった皆様は、あんなに組織を抜けたがっていたフリーマンが、香港で花田竜二が暴れて多くの中国人の血が流れた時に、とめるエムを尻目にすぐに敵討ち?に行くのを不思議に思われなかったでしょうか?RMGは、ちょっとだけあの展開は不思議に思いました。しかし、原作を読んで理解ができたような気がします。
-原作では、フリーマンにとって、百八竜の組織は家族そのものだから。
皆さんも機会があったら読んでみてくださいね!
「目の幅涙」がイカしてますよ(笑)
そして、思わぬ映画の行間を読めるようになるかも??、、、です!

■クライング・フリーマン(発行元:小学館)