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INTRODUCTION
1930年代の暗黒街シカゴの腐敗を彷佛させる近未来ロシア。マフィアと汚職警官が街を牛耳り、サイバーパンクなイカれた若本達が溢れている。幻覚シリコン・チップで一儲けしようと企てたアメリカ人密輸業者ジョン・ウェイド(Rutger Hauer)はパートナーのメリック(Mark Dacascos)の裏切りに合い射殺される。しかしメリックが密かに投資していた巨大シンジケート《トロイカ》を捜査中のロシア当局に発見され、彼らが極秘に進める《大脳皮質蘇生》手術を受け地獄kら蘇ったウェイドはメリックへの復讐と現金奪還をかけ逃走。かつて愛した女とうりふたつのマリナ(Yvonne Scio)の協力を得て、今やモスクワを手中におさめる《トロイカ》に宣戦布告を決意する。(VHS cover story)
When a man is murdered in Moscow, experimental bionic research brings him back to life. He then sets out to find his murderers and money that was stolen during the crime.
(From IMDb)
CAST&STAFF
Mark Dacascos.....Merrick
Directed by.....Tibor Takacs
COMMENT
初観賞日:2002/03
ティボー・タカクス監督作品。ソ連崩壊後のロシアを舞台に描く、近未来SFアクション。撮影はブダペスト(ハンガリー)。
派手なハリウッドアクションものが多い中、言ってみればシブい男達がシブく?暴れまわる抑えた作品である。舞台にロシアを持ってきたところが、東欧出身タカクス監督的。
後期タカクス作品群(と勝手に呼んでいる。前期タカクス作品群は"Deadly Past", "Sabotage")の"Sanctuary"と同様、ヨーロッパ的雰囲気を持つ。その中でも特にタカクス監督の特徴である「ヨーロッパ的光と陰」が色濃く出ているのがこの作品。
主役ルトガー・ハウアーの存在も、この作品に「ただのB+級作品でない」重みを与えている。彼の存在感は素晴しい。その体型や皺でさえも「男」の背負ってきた過去や苦悩を物語るのに相応しいと言えよう。作品中、Wadeは自分の命よりも「自分の金」に恐ろしい程の執念を見せる。恐らく彼が信じられるものは「金」だけなのだろう。この異様なほどの執着でもまた、近未来的世界観を見て取ることができる。
また、この作品の登場人物の過去、WadeやMerrickはもちろん謎の女Marina等の人物についても、詳細は描かれず謎のままであるという点もまた、この作品に謎めいた雰囲気をもたらしている。そういった画面では推し測れない1人1人の登場人物の素性などを色々想像することで、また違ったより深い楽しみ方もできる作品。
個人的にはもう少し取り上げられてもよい作品と思うのだが、残念。
大人の男達のかおりがする大人のアクション映画。
Mark's Role:
Wadeを裏切る冷酷無比な悪役Merrick役。もとはWadeの下でパートナーとして働いていた。
作品中では彼の過去は明らかにされない。最近では確証が持てなくなったが、元々はWadeに拾われたのかと推測していた。以下はそれが前提であるとしての話。(想像しすぎである)
天涯孤独で貧しかった少年Merrickはさまざまな苦労の後、密輸業を行っていたWadeに拾われる。(よぉ、俺んとこで働かないか? ←笑)一匹狼だったWadeとこれまた徒党を組まないMerrickはやたらと気が合い、それから数年パートナーとしてひっそり密輸を続ける。Wadeに美しい恋人が現われ、Merrickは密かに彼女に想いを寄せる。一方Merrick はおやじ的存在のWadeに認められず、パートナーと言えど、扱いは下のままでることに苛立ちを感じはじめる。そこに以前からWadeの動きに目を付けて居た犯罪組織《トロイカ》の陰が。実はWadeの恋人も《トロイカ》の手の者だった。彼等はMerrickに近付く。Merrickは密かに《トロイカ》に資金を注ぎ込む.という筋。
これで言うと最初はただ単にMerrickはおやじとしてのWadeに認められたい一心だったのだが結果的にそれが裏目に出たということになる。...エディプス・コンプレックスOedipus Complexか。苦笑
マークファンとしての見どころもあり。そのマフィアというよりチンピラ風な?ファッションや、このためにウェイトを増やしたという「貫禄のある」裸体も披露。公共浴場シーンもあり。
この作品でそのお尻をさらけだしているが、この作品を見たJulie夫人に「二度とお尻を出さない」と約束をさせられたという逸話があるらしい。
《ブレードランナー》のファンだったというマークはルトガー・ハウアーとの共演をとても楽しんだようである。
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準備中
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